2015年01月24日

化粧水・乳液は肌に効果あるの?【バリヤゾーンのおはなし】

皮膚は何層にも重なっていて皆さんがケアしているのは死んだ細胞の集まりの角質層になります。化粧水と乳液に関しては角質層は死んだ細胞なので再生能力がありません。その為、負担をかけたりすることで段々と弱っていきます。弱った力を補うという意味では効果があります。

【皮膚の構造図】
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特に女性は日常的に化粧をされる方が多いと思います。化粧は肌の水分&油分を非常に奪います。また紫外線から肌を守ってくれる代わりに皮膚呼吸を制限することもあります。そうやって肌をいじめてしまっています。【紫外線についてはコチラ

正常な皮膚表面は 「弱酸性(ph4.5〜ph6.5)」 です。表皮の最外層の角質層(ケラチン蛋白質)が弱酸性であるのと同時に、汗腺と皮脂腺からは汗(水分)と脂(油)を分泌します。これらが皮膚表面で適度に乳化されて天然のクリームのような「皮脂膜(バリヤゾーン)」を形成します。これによって皮膚表面は弱酸性に保たれています。

反対に体内は健康状態のときは「弱アルカリ性」に保たれています。摂取した栄養素がたえず燃焼していますので、その燃焼によって酸性に傾こうとします。これが持続すると体内に変調をきたします。そのために余分となった酸は尿と一緒に排泄します。 (詳細はホメオスタシス参照) 皮膚表面からも汗と皮脂になってどんどん体外に排泄されます。

人間の皮膚の表面に角質層(外壁)と顆粒層(内壁)があり、両者をあわせて角化層といいます。 
角化層は皮膚からの異物の侵入をふせぐバリヤゾーンのある部位になります。

壊したら皮膚の健康は保てなくなります。「皮脂膜(バリヤゾーン)」で、皮膚表面から入ってくるものをシャットアウトする仕組みになっています。皮膚は皮脂や汗の「排泄器官」です。そのため「異物(栄養素・化学物質などの添加物)」を吸収しにくいのです。汗腺や毛孔から吸収される場合もありますが、基本的にはバリヤゾーンでくいとめられることになります。

但し、重金属、スルファミン(分子量の小さい物質)、色素、ステロイド、特に鉱物油などは吸収されます。皮膚にビタミンC、E、栄養素を配合したクリームや化粧水などをつけても、あまり効果は期待できないのです。必要以上につけると皮膚の分泌機能が衰えて皮膚トラブルを起こします。

角化層(バリヤゾーン)を破壊すると皮膚が痛み、乾燥肌や小ジワなどの老化がはじまります。化粧水やクリ―ムなどの化粧品が浸透していいのは、外壁の角質層までです。これより奥に浸透させるのは良くないと考えられます。内壁の顆粒層まで化粧品を浸透させると、顆粒層が持っているバリヤゾーンという機能を壊す危険があります。

薬効成分や栄養を皮膚に入れるには、バリヤゾーンを壊さなければいけないのです。バリヤゾーンを壊して薬効成分を皮膚に入れる薬品を浸透剤(合成界面活性剤)といいます。これは皮膚を壊す可能性があります。

顆粒層は生きている細胞層なので化粧品などの異物が侵入してしまうと拒絶反応が起こり湿疹などの肌の炎症を起こしてしまいます。すなわちビタミンやコラーゲンなどの成分を異物とみなし拒絶反応を起こすのです。
(これが化粧品による肌の炎症、湿疹、アレルギーの起こるメカニズムになります。)


自分自身の身体が作ったコラーゲンなら異物ではありませんが、化学的に合成された成分は肌にとって異物になります。その為、拒絶反応を起こす可能性があるのです。「クリームを肌にすりこむ」というのは、角質層にすりこむという意味です。

角質層なら生命のない単なる壁(死んだ細胞の集まり)だから安全なのです。栄養を化粧品に配合してもバリヤゾーンに妨げられ、角質層という皮膚の死んだ壁にしか浸透しないのです。「角化=皮膚細胞が再生するサイクル(ケラチ二ゼーション)」によって古くなった角質層(フケ・垢)も健康であれば自然にはがれ落ちていきます。このサイクルが正常に機能する事が肌を健康に綺麗に保つコツになります。

綺麗な肌を手に入れるには栄養は口腔や胃腸を通して、消化・吸収し、血液で皮膚に届けるのが最も有効的と考えられます。栄養や薬効成分を皮膚から入れる化粧品は、それらが皮内にたくさん入るものほど皮膚を壊しやすくなります。最近はコラーゲンを配合した化粧品がふえていますが、コラーゲンも正しい食生活をして自分の体内で作るの一番なのです。

身の周りには驚くほど様々な細菌がいますが、それらもバリヤゾーンでくいとめられ、皮膚の奥には侵入できないのです。また皮膚の表面には全身いたるところに目に見えないあらゆる細菌が存在します。皮膚が弱酸性に保たれているおかげで皮膚につく菌の殺菌効果があるのです。

情報提供元
もみほぐし整体$mile
http://momihogusiseitaismile.web.fc2.com/
評価・口コミ
http://www.ekiten.jp/shop_6061782/review.html
posted by gojal at 16:14 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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